だいちゃんとたいちゃんと草花 4 -連続小説ー
「あった。ツクシだね。おっきいのがあったね」
よかった。時期はずれだけど、ツクシがあってよかった。近くに道路除雪による小さい雪山があったから、ツクシがでてくるのが遅くなったのかな。
「パパー、ツクシとってもいい?」
「いいよう。全部はとらないでね。あと、根っこからとらないでね。」
「わかった。いっぱいとって帰るとママが喜ぶよね。いっぱいとるぞー」
だいちゃんは、もくもくとツクシを取り始めた。手のひらぐらいの大きなツクシから、小指ほどの小さいツクシを取っている。
「パパ、手に黄色いコナがつくよ。なんだろう。」
「それはね。胞子って、言うんだよ。ツクシの赤ちゃんのもとだよ」
「ふーん・・・」
つづく
よかった。時期はずれだけど、ツクシがあってよかった。近くに道路除雪による小さい雪山があったから、ツクシがでてくるのが遅くなったのかな。
「パパー、ツクシとってもいい?」
「いいよう。全部はとらないでね。あと、根っこからとらないでね。」
「わかった。いっぱいとって帰るとママが喜ぶよね。いっぱいとるぞー」
だいちゃんは、もくもくとツクシを取り始めた。手のひらぐらいの大きなツクシから、小指ほどの小さいツクシを取っている。
「パパ、手に黄色いコナがつくよ。なんだろう。」
「それはね。胞子って、言うんだよ。ツクシの赤ちゃんのもとだよ」
「ふーん・・・」
つづく
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