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だいちゃんとたいちゃんと草花  4  -連続小説ー

「あった。ツクシだね。おっきいのがあったね」

よかった。時期はずれだけど、ツクシがあってよかった。近くに道路除雪による小さい雪山があったから、ツクシがでてくるのが遅くなったのかな。

「パパー、ツクシとってもいい?」

「いいよう。全部はとらないでね。あと、根っこからとらないでね。」

「わかった。いっぱいとって帰るとママが喜ぶよね。いっぱいとるぞー」

だいちゃんは、もくもくとツクシを取り始めた。手のひらぐらいの大きなツクシから、小指ほどの小さいツクシを取っている。

「パパ、手に黄色いコナがつくよ。なんだろう。」

「それはね。胞子って、言うんだよ。ツクシの赤ちゃんのもとだよ」

「ふーん・・・」

つづく
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だいちゃんとたいちゃんと草花  3  -連続小説ー

なんとかだいちゃんを納得させて、つくし取りにいざ出陣である。
 もともときれいではないが、二人のこどもによってさらにきれいではなくなったファミリカーで近くの山まで小旅行。
 10分ほど、山に向かって走っていくと残雪が少しづつ見えてきた。ただ、やはりスギナばかりである。
 
 「お、道路脇に除雪によってできた雪山があるぞ。もしかしたらツクシがあるかも。」
 パパは少しばかりの希望を口にして、だいちゃんの様子をうかがっている。
 「だいちゃん、すこし車をとめて、ツクシを探してみよう」
 「えー、ほんとにあるかなぁ」

 やる気のないだいちゃんを励ましながら、高さ1メートル程の雪山のまわり二人でツクシを探していると。

 「パパー、ツクシがあったよお。ながーくのびたツクシがあったよ。」

つづく

パソコンが新しくなりました

ようやくパソコンを新しくできたので、ブログを再開することができます。

だいちゃんとたいちゃんと草花  2  -連続小説ー

3月末にツクシ君はどこにいるのだろう。そうだ、きっと山の方にいけば、いるに違いない。
「だいちゃーん、一緒に山へツクシを取りにいかないか

だいちゃんは携帯型のゲームに夢中。映像が飛び出てくるのである。
「えー、ツクシ、つまんない。食べられる?」

食べられない訳ではないのだが、食べたことない。よし、食べてみることにしよう。
「食べられるよ。おしいんだよ。ママは、実験でも使えるし、食べられるし、大喜びだよ。」

つづく

テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

だいちゃんとたいちゃんと草花  1  -連続小説ー

 ママからツクシを採取せよとの指令があった。それは、3月のおわりである。とうの昔にツクシの旬は過ぎ去り、今や、ツクシはしなびれ、ほとんどがスギナ状態であった。

 ママは高校の生物の先生。生徒達にツクシの胞子を観察させたいのである。パパは困ってしまった。
「うーむ、平野部ではもうツクシはないからなぁ。」
「もっと、早く、言ってくれればよかったのにぃ」

 ママは、どうしても生徒達にツクシの胞子を生徒達に見せたいのである。3月の後半はテストが終わり、授業をしても、イマイチなのである。

つづく

テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:どんぐりパパ
育児休業を開けて、現在、育児部分休業を取得中。どんぐりママは、昼も夜も働いているので、どんぐりパパが兼業主夫をしております。

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